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前田 孝二郎

夢・志の醸成に向けて

「気づき」の大切さ

私は人に教えることが好きで教育学部に進み、入社もただそれだけの理由で決めました。生徒に勉強を教える事なんて楽勝だと思っていましたが、実際やってみると最初は教えるどころの話ではありませんでした。それでも授業をしなければなりませんでしたが、ただ内容を伝えるだけのもので、授業の雰囲気も空疎で寒々としたもので、生徒と目が合うと気まずくなるほどでした。もちろん自分なりに考えて、いろいろやってみましたが、それでも生徒は変わらない、動かない。そのうち、「向いていないのかな」と思い始め、「自分はいつまでもつだろう」「今日こそやってやる」を繰り返す日々がしばらく続きました。今考えると、ありえない・・・。

そんな煮詰まっている私を見かねたのか、当時の上司にあたる先輩がご自宅に招待してくださいました。始めは全く仕事に関係のない話をしていましたが、いつのまにか仕事の話になり、話題を変えても元通り、先輩の話はもうアツくて、熱くて、そこから逃げ出したいくらいでした。結局その日は泊めて頂くことになりましたが、目が覚めた後も、「生徒を変えるためにはお前が先に変わらなければ」という言葉は、非常に印象に残っていました。

今までも生徒に対しあの手この手で目先を変えたり、普段の自分とは違う自分を演じたり、多少の変化は意識していましたが、結局うわべだけの変化だったことに気付きました。そしてその日から、生徒の身になって考えるようになり、生徒のそばに一段下りて行動するようになったとき、少しずつ目の前の風景が変わっていきました。外から変えよう、上から抑えようとしても動かなかったものが動き始めました。いえ、本当はそれまでも生徒は動いていたのです。ただ、それに気付いてあげられていなかっただけでした。大きな反省とともに、「気づき」の大切さを学びました。

前田 孝二郎

仕事の中に存在する未来につながる楽しみ

この仕事は見た目以上の体力勝負であるだけでなく、精神的にも追い込まれることが少なくありません。それでもこの仕事を続けていられるのは、その苦労が報われたときの喜びが何事にも変えることができないものだからです。入試を終えて合格を見事勝ち取ったときのこどもたちの笑顔、泣き顔、どうやっ!という顔――これらに勝るものはありません。しかし、私たちの喜びは単に合格発表という結果だけにとどまりません。生徒が我々とのふれあいの中で見せるちょっとした変化を見つけ、そしてその小さな変化がこれからどれほど大きな成果を実らせてくれるのかに心を躍らせ期待する、そんな未来につながる楽しみが日々の仕事の中に存在します。また、卒塾した生徒が近況を報告しに来てくれたり、相談しに来てくれたり、そんなときの彼らの成長した姿を見ると感慨深いものです。

前田 孝二郎

夢や志というと大げさに聞こえるかもしれませんが、一つひとつのことが繋がって、大きくなり、結晶化していくと思えば、どんな小さなことも疎かにはできません。ましてや、これからの社会を担っていく子どもたちに関ることなのですから。

私たちは全力で「子どもたちの夢・志の醸成」に向かい合うことをお約束いたします。

前田 孝二郎

六甲地区 校舎長前田 孝二郎

Maeda Kojiro

2001年入社。文系教科担当として垂水教室に赴任。その後、深江教室、本山本部教室、六甲本部教室にて教室長を歴任。現在では、山本塾の一斉部門の責任者として、広報・教務・営業その他、教室を越えた活動もしている。

座右の銘
努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!(by鴨川源二)
趣味
スポーツ鑑賞
特技
サッカー
モットー
何事にも「全力」であれ。