伝えることの面白さ

もともと数学が大好きで大学や学部も「数学が勉強できるから」という理由で数学を学べる学部学科を選択しました。当事は数学やコンピューターの事を考えるだけで、将来の仕事の事は考えたことも無かったです。ですが、友人の母親の紹介で山本塾の個別指導部でアルバイトをすることになりました。

山本塾の個別指導でアルバイトをしているうちに、人に教えることがだんだん楽しくなってきました。子どもたちが悩んでいる問題を解説し、理解してもらえたときの嬉しさは今まで感じたことの無い喜びでした。そのうち、アルバイトも一週間で４日も５日も入るようになりました。授業が楽しくてしょうがなかったのです。

しかし、大学卒業をきっかけに、一時は教育現場から離れましたが、「もう一度教育に携わりたい」という気持ちが沸々と湧き上がり、再び教育の現場に。「学生時代の経験が有るから、何とかなるだろう」と思っていましたが、実際に教室の前に立ってみると、何もかもが上手くいきませんでした。個別指導と集団指導の違いはもちろん、授業の進め方、生徒への接し方など、多くの先輩がたから学び、授業を見学させてもらい、良いところを取り入れることで、徐々に自分の授業スタイルが出来上がってきました。

一つの教室を任されるようになって

最初は六甲本部教室で主に理系の科目を担当。その後本山本部教室でも授業を担当し、芦屋教室と本山本部教室の副責任者、葺合教室の責任者を経験し、現在は教室の責任者として本山本部教室を任されています。

私が常に意識していることは「生徒たちの将来を第一に考える」ことです。生徒たちは様々な悩みや希望を持っています。どう叶えたらいいか、 どう解決したらいいか、 生徒と一緒に考えて、進むべき道を示してあげることが塾講師としての勤めだと考えています。

今、受け持っている生徒たちが、自分の将来を考えていくなかで、何をどのように伝えたらいいか、いつも頭を悩ませます。お預かりした生徒たちが、受験という壁に立ち向かい、夢を実現させるためのお手伝いをさせていただいています。