親身になって生徒のことを考える

私が今まで塾講師として指導させていただいている中で感じることは、塾の講師としての仕事は、もちろん生徒の成績を上げることは言うまでもありませんが、それ以上にもっと大切なのは、親身になって生徒のことを考えていくことにあると思います。親身とは“親の身になって考える”ということですが、では親はどのようなことを子に望むのでしょうか。

生まれたての頃は、まず健康であることが第一条件になります。しかしながら親の望みはそこから子どもの成長とともに次第に大きくなり、具体化していきます。もちろん子ども自身が大きな夢をいだき突き進んでいく場合もあります。そして、その夢の現実化へ向けての一つの区切りとして中学入試、高校入試、大学入試が存在します。

次のステップへ送り出すお手伝い

　第一志望校に合格することがその第一関門になりますが、ここで言えることは、どの中学、どの高校、どの大学に入学したとしても、まだそこには真の夢の実現は存在していません。希望の学校に入ることだけが夢であれば別ですが、その先にある夢の実現は我々の指導の結果として後から現れてくるものであると感じています。

では塾の講師としてできることは一体何なのでしょうか。それは常に何かの目標に向かって突き進めるように力をつけて次のステップへ送り出すことではないでしょうか。第一志望校合格という大きな自信と共に次のステップに進むための勇気をあたえること。初めから何もかもうまく出来る生徒なんていません。子ども達への教科の指導や、人間力をつけるための指導を通して、夢を実現させ、親子共々、幸せになるためのお手伝いをしていきたいと思っております。

個人の力は小さくて微々たる物ですが、山本塾全員で、今まで通り親身になって生徒のことを考え、ティエラグループの理念である困難にたじろがない一人で勉強できる子になれるよう取り組んでまいります。そうすることで、多くの人々の夢の実現に向け、一歩一歩近づいていけることと信じております。